実母との お別れ
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最終更新日:2015/04/22
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先週 私を生んでくれた母が穏やかに 眠りました。 享年84歳でした。戦前戦後を逞しく働き続け 家を守り 4人の子供を育ててくれました。 入院したのが今年の6月で約3ヶ月あまりの闘病生活はおかげであまり苦しむことなく過ごせました。 末期がんで 覚悟はしていたものの 私にとっての母『かあちゃん』とのお別れはつらくて 切ないものです。 今どこにいるのでしょうか? 天国に召されたのでしょうか? いいえ 私たち姉妹(今健在の3人)の中に 生きています。きっと 母の魂は私と共にいるのです。 昨日も京都の孫に会いに出かけるとき 母の写真に『一緒に行こうね』と 声かけしました。 めそめそしていると「あなたらしくないから 笑っていなさい」と叱られそうです。 『来年になったら 一緒に 四国88箇所参りに 行こうね。母ちゃんの一番 ベッピンさんの写真を 用意していますよ!』と 言うと 「生きている時に あなたからこんなに優しい言葉を聞いていたら 泣いていたかも!」と 母の皮肉交じりの声が聞こえてきそうでした。(笑) 私にとって〈四国遍路の旅〉はお大師様と共に心身を磨き 煩悩を一つでも取りながら 自分自身を見つめ直す旅にしたいものです。 来年の楽しみが増えて 私の心の支えになってくれそうです。 【合掌】
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